DOG*FUN

エレッチが旅立ってからは　毎日お友達が訪ねて来てくれて
たくさんのお花も届きました。
皆さん、本当にどうもありがとうございます。

こんなにもたくさんの方々に応援して頂き　とても嬉しいです。
エレッチもきっと　お空の上から感謝していると思います。
皆さんからの優しい一言一言が　どれほど心の支えになったか知れません。
この素敵な出会いは　エレッチに感謝しなくてはなりませんね。



荼毘にふした翌日、日曜日はまほまほ家が訪ねてくれました。

『可愛いポーズ』をするどっちゃん。

秋晴れの穏やかな土曜日。
エレッチを荼毘にふしました。



この日は　朝からとても明るくて　部屋が柔らかい光で満たされていました。
ミュスカはエレッチ母さんの事がとても気になって
ベッドに乗って吠えてみたり　顔を近づけて匂いを嗅いだり...
ミュスカなりに　現実を受け止めようとしているようでした。



エレッチの周りは　毎日届くお花でいっぱいです。
こんなにも皆さんから想ってもらえて　幸せだね。
エレッチに似合うピンクのお花に心が癒されています。
エレッチも喜んでいるに違いありません。　
優しいお気遣いをどうもありがとうございます。

エレッチは　とてもとても頑張りましたが　昨夜23時50分頃
静かに虹の橋へと旅立って逝きました。
１４歳３ヶ月の生涯でした。

１２日の午前中はデッキをバタバタと歩き回っていたのですが
午後から様子がおかしくなり　病院で診てもらったら
いつ腎不全になってもおかしくない状態まで悪化していました。



13日　昼間。
午前中に病院へ行き補液を入れてもらい家に帰ってきたところ。
病院用のケージの中から出ることも出来ず　上にヒーターパネルを乗せて
暖かくしていました。
お庭が見えるようにカーテンを開けて。
明るい日差しが射し込んできます。



13日　夜。
みんなと一緒にリビングで。
苦しそうな呼吸も落ち着いてきて　スヤスヤと眠っている時間もありました。
急にエレッチがベッドから出たがりバタバタとしていたので
暑くなってしまったのかな？と思い　私が身体を持って出してあげたら
もう自分の力では立っている事さえも出来ないほど弱っていました。
私が手で支えてあげていなければ　ぺチャンと潰れてしまいます。
ところが　ぐーっと頭を持ち上げ、私の方へ振り仰ぎじっと顔を見つめ...

今まで寝たきりだったクリークですが　こんな風にヨタヨタと
あっちへこっちへ　歩き回れるようになりました。




マットにもあがってきます。

ごはんの好き嫌いが激しくなっているエレッチ。
どうも匂いがキーポイントのようで　器をクンクン嗅いでは
『これはちょっとね～不合格だわ』　と言われているよう。
今まで食べていたものでも今は食べてくれないので　どうしたものか...
朝に夕に　試行錯誤しています。

でもおやつは何でも食べちゃう（笑）

昨日は新しい病院へ行って来ました。
六本木ヒルズから歩いて行けるので　そこの駐車場に入れましたが
診察～ランチを済ませて出庫したら　目玉が飛び出る金額に（笑）
田舎町の駐車場とは相場が違いますね～

診察には私とクリパで伺いました。
癌のコは長距離移動がとてもストレスになるので　連れて来なくても
良いと言われていたからです。
初めて電話で話していた時はエレッチの調子も良さそうだったので
連れて行く気でいましたが　その後、血尿と下痢気味になったので止めました。

前回の記事で　エレッチの抗がん剤投与を終わりにしたと書きましたが
その日の夕方、わずかに血尿っぽいのと全身の震えが止まらない状態になり
診察時間終了間際に駆け込みました。

補液に数種類の注射を入れてもらい　このような状態なので二次感染を
防ぐ為に抗生物質も追加されました。
癌をどうこうするものではなく　身体が楽になる為の処置だと
もうそのくらいしかやってあげる事がないと...



飲み薬も出してもらいましたが　飲んでも症状は変わらないかもしれないと
言われていて　やはりその通りになりました。
下痢はさほど酷くはないものの　治まる気配はありません。

今日はエレッチの抗がん剤投与日でしたが　前回投与の状態から
リンパ腫の変化もなく副作用も出ていて食欲も落ちているなどの事から
抗がん剤をやめる決心をしました。



抗がん剤が良いと思ってやっていた訳ではないけど　結局再発してしまったし
もうこれ以上、身体を犠牲にするのは止めよう...
自然療法を取り入れて　身体に負担のないようにしてあげたい。
この決心がつくまで　私は少々時間を掛け過ぎてしまったようです。
とても回り道をしてしまいました。