土に還り、天に昇る
クリークとエレナの納骨をしました。
お寺さんで火葬をして、その骨を骨壺におさめた日以来
今日、納骨する為に蓋を開け、再び2ぴきの骨を目にしました。
そこには、存在していないという事実の形がしっかりと残っていました。
きっと悲しみだけがそこには存在していて、それを毎日見ていた私は
やっぱり癒える事はなかったんだな、と感じます。
そんなオセンチな気持ちになっても、クリパがいないので
私ひとりで一通りやってあげなければなりません。
庭に深めの穴を掘り、2ぴきの骨を丁寧に置いて
土を掛け、空いた骨壺を砕いてその上に載せ、また土を掛け
仕上げにレンガで囲みました。
骨壺が入っていた袋は、塩で清めてから庭の隅で火をつけました。
形あるものは土に還し、目に見えないものは天に昇る。
すべて天に昇っていけるように、最後まできれいに燃やしてあげました。
今日は昇っていく煙の先に、上弦の月が見えました。
お寺さんで火葬をして、その骨を骨壺におさめた日以来
今日、納骨する為に蓋を開け、再び2ぴきの骨を目にしました。
そこには、存在していないという事実の形がしっかりと残っていました。
きっと悲しみだけがそこには存在していて、それを毎日見ていた私は
やっぱり癒える事はなかったんだな、と感じます。
そんなオセンチな気持ちになっても、クリパがいないので
私ひとりで一通りやってあげなければなりません。
庭に深めの穴を掘り、2ぴきの骨を丁寧に置いて
土を掛け、空いた骨壺を砕いてその上に載せ、また土を掛け
仕上げにレンガで囲みました。
骨壺が入っていた袋は、塩で清めてから庭の隅で火をつけました。
形あるものは土に還し、目に見えないものは天に昇る。
すべて天に昇っていけるように、最後まできれいに燃やしてあげました。
今日は昇っていく煙の先に、上弦の月が見えました。